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関連病院先輩医師からのメッセージ

2024年更新

吉野川医療センターでの産婦人科臨床研修について

吉野川医療センター 副院長 松崎利也

当院は徳島県徳島大学医学部から西18km、吉野川市鴨島町にあり、人口10万人の東部2医療圏を担う中核医療施設です。1947年に麻植協同病院として設立され、70数年の歴史があり、2015年5月には吉野川遊園地跡地に新築移転したのを機に、吉野川医療センターに改称しています。二次救急指定病院として急性期診療を主体とするとともに、この地域唯一の基幹病院として、全領域でスタンダードな診療を行っています。また、卒後の医師臨床研修制度における基幹型および連携型臨床研修病院となっています。

産婦人科常勤医師は、松崎(副院長)、三谷(主任部長)、佐藤(部長)の3名です。在籍医師の持つ専門医、認定医は、生殖医療専門医、内分泌代謝専門医、周産期専門医、産科婦人科内視鏡学会技術認定医、がん治療認定医機構がん治療認定医、東洋医学会漢方専門医など、産婦人科診療のすべての要素を備えており、産婦人科診療の研修に穴がありません。

松崎は元徳島大学准教授で、大学病院での臨床指導歴は長く、大学病院と共通の診療指針で当院の診療を主導しています。また、ハーバード大学医学部、マサチューセッツ総合病院での研究歴があり、研究論文指導の経験も豊富です。がん手術、膣式手術、腹腔鏡手術など、手術指導が可能です。三谷、佐藤は、大阪府立母子保健総合医療センターでの勤務歴があり、高度な周産期診療を行うことができ、さらに、腹腔鏡、がん診療、漢方診療などにも、高い専門性を持っています。

2023年の分娩数は180件、手術が164件(婦人科手術95件、全麻手術83件)です。手術の内容は、腹腔鏡、腟式、悪性疾患、産科手術など多彩です。良性疾患による子宮摘出は、未産婦や性交未経験例を含む全例にvNOTESを用いた腹腔鏡下子宮全摘術(VANH)により実施しています。付属器手術にも可能な限りvNOTESを用いています。骨盤臓器脱の手術では、常に細部を改良し最高の完成度を追求しています。このように、当院では患者に最もメリットがある腟式手術の実践と伝承を重視しています。不妊・月経異常外来を設置している点も当院の特色で、一般不妊治療やホルモン療法に専門性の高い診療を行っています。産婦人科領域の東洋医学的な診療も、漢方薬などを用いて高いレベルで行なっています。

関係各科やコメディカルとの連携は良好で、産婦人科に医療クラークが2名配置さ、とても働きやすい環境です。チーム医療で時間外労働時間の短縮を図り、当直明け勤務の軽減や十分な休暇取得など、労働環境も良好です。

産婦人科は他の診療科にはない魅力にあふれています。また、当科は産婦人科の診療を全方位において高いレベルの診療を行い、かつ、働きやすい環境が整っています。産婦人科を進路の候補の一つに挙げているのなら、徳島大学病院と連携した当院での卒後臨床研修、専門医研修もご検討ください。見学や臨床実習のご要望があればいつでも受け入れますのでご相談下さい。 

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