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関連病院先輩医師からのメッセージ

2024年更新

つるぎ町立半田病院

1949年に開院したつるぎ町立半田病院は、徳島西部圏の2次救急を担う120床の総合病院です。産婦人科は常勤医4名(指導医3名)で、西部圏で唯一分娩や時間外診療に対応しています。当院は紹介状がなくても気軽に受診でき、西部圏には産婦人科クリニックもなく、地域に根付いた診療を行っています。他科との垣根も低く、医師もスタッフも皆親切で、雰囲気のいい病院です。

当院は、徳島県の地域特別枠医師基本ローテーションにおける三群病院として産婦人科研修が可能な病院です。
外来には、周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌、女性ヘルスケア、あらゆる分野の患者さんが受診されます。患者さんと向き合い、必要な検査を考え、診断し、処置をおこなう、といった外来力が磨かれます。外来は2診制で、診断や治療に迷うことがあっても、隣で診察している指導医にいつでも気軽に相談できます。2022年の手術件数は135件(産科手術を含む)で、主に腟式手術、腹腔鏡補助下手術、良性疾患の開腹手術などを自家麻酔で行っています。術前カンファレンスは、医師だけでなく多職種スタッフと週1回行い、情報共有や症例の相談を行っています。

当院の特徴として、無痛分娩に力をいれていることがあげられます。当院では麻酔標榜医の指導のもと産科医が麻酔を担当しています。2022年の分娩数は279件(帝王切開56件)、そのうち無痛分娩が59件でした。JALA(無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)の提言に沿って情報公開を行い、医師・助産師・看護師は皆研修をうけ、安全に配慮して無痛分娩を行っています。病院内で新生児蘇生法講習会(NCPR)を年2回、硬膜外急変に対するシュミレーションを年2回開催しています。
リスクのある妊婦さんに対しては、小児科医と月1回定期的にカンファレンスを行い、情報を共有しています。最近は社会的問題をかかえた妊婦さんが増えてきていますが、西部圏各市町村の保健師との連携もよく、退院後のフォローも丁寧に行っています。

学生さんや若い先生方のなかには産婦人科に興味はあるけど、仕事と育児の両立ができるのかと考えている方もおられるかもしれません。産婦人科にはどうしても当直業務やオンコールはあるのですが、育児中の女性医師にはなるべくそれぞれの家庭の事情も考慮しながら、業務を負担してもらうよう心がけています。

産婦人科は女性の一生をサポートする、とてもやりがいのある科です。産婦人科を志してくださった先生方の研修が充実したものになるようサポートしていきたいと思います。

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