金沢医科大学(2014年卒)
生殖生理学
日本産科婦人科学会 専門医
日本医師会認定 健康スポーツ医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
和歌山県田辺市の出身です。高校生の頃に自身の膝の手術を経験したことからスポーツ整形外科医を志し医学部に入学しました。しかし興味は移り変わるもので、「1つの受精卵がたった40週間で3kgの胎児に成長することは、不思議なことだと思わないか?」という解剖学の教授の言葉をきっかけに以降は発生学に興味を持ち、日々研究室に入り浸ってラット胎児の標本作りに勤しんでいました。また臨床実習での分娩見学で命の誕生の奥深さを思い知り、さらには当時研究室でお世話になっていた先生が子宮頸癌で亡くなった事も重なり、産婦人科医として女性の一生に関わりたいと思うようになり産婦人科医になることを決意しました。医師となってからは和歌山県内の病院で修練を積んできましたが、今後の自分の専門性を考えた時に生殖医療を勉強したいと思うようになりました。生殖医療を学びたいと思っても和歌山県(特に和歌山南部)は生殖医療の後進県であるため知識を習得できる施設が少なく、ありがたいご縁があってこのたび生殖医療の歴史の長い徳島大学に国内留学させていただく事になりました。和歌山県外での勤務は初めてで、徳島の土地勘も何もありませんが、日々成長できるように研鑽を積んで行きたいと思います。